昼からもそれが続き、嫌気がさしうんざりした時。
「ダメだ~っ!集中できん!休憩!」
ゴクゴクッ。
日夏は、オレンジジュースのパックを口に付け飲み干す。
わたしも手を休め、日夏と一緒になって葵ねぇたちを見ていた。
そこに、正義のヒーローが現れた。
「みんなはかどってるか?」
「耕にぃ!よく来てくれた~っ!さては…、オレの心の声が聞こえたのか!?」
焦って飛び付くわたしたちを、口をぽかーんと開けて見下ろした。
「…あ?…あぁ!助けてくれ~ってな!」
「だべ~っ!さすが耕にぃ!!」
「旭は準くんと一緒か…?で、…何がわかんないんだ?」
と、わたしたちが座っていた場所に、腰を下ろした。
「あ~。…そうじゃないんだよな~…」
と、ガッカリして溜め息をついた。
「でも、耕にぃがいてくれるならいいよ!ねー?」
「そうそう!ずっといてくれ!」
「何なのさっきから?あんたたちは?ずっといれるわけないでしょ!」
アイスコーヒーを持って来た葵ねぇは、わたしたちに呆れた顔を見せる。



