あの暑い 夏の記憶

その日の夜、わたしは耕にぃの家にお泊りした。


葵ねぇに会えないまま強情を張るわたしを、耕にぃんちへと日夏ママに無理矢理連れて来られた。



耕にぃの姿が見えないってことは…葵ねぇのお見舞い行ってるのかな…。


葵ねぇ…。


大丈夫なのかな…?


…元気のない葵ねぇなんて…、葵ねぇじゃないよ。



唐揚げ…。

葵ねぇが作ったやつ…。

美味しかったな…。


葵ねぇに会いたいなぁ…。


…明日は会えるかな。


わたしはそんなことを考えながら、眠りに就いた。