せめて夢でもいいから逢いたいって、願ったから。 出て来てくれたのかな。 大人びた日夏に、夢で逢った。 夢から覚めたわたしの頬には、目から零れた涙の後。 それが、夢だったんだって現実に連れ戻される。 何年も…。 待つよ。 たまにでいいから…。 写真の中だけじゃなくて。 また夢で逢いたい。 と。 思うのは、贅沢な願いかな…。