あの暑い 夏の記憶


「…何だって!?」

直さんはなにやらテーブルの下でガサガサして。


「ほ、ほんとに新聞紙だっ…」
と、驚愕した。



旭ママは直さんに詰めかけ、それは冷ややかに。

「やっぱり…!あなたね!!警察は呼んでますからね。今までのも全てお返し下さい」

きつく言い放つ。


「あーちゃん。ごめんなさいねー。何としても証拠が欲しかったの」


「よかったわね。楽しかったわー。女優みたいでしょ?」

旭ママも耕にぃママも含み笑いを浮かべていた。


ちっとも…よくないよっ…!!


「…何なんですか?昼ドラみたいな…のは?」

葵ねぇは、耕にぃの腕の中で体を震わせた。



「だってねー。葵ちゃんはいつも側にいたし。大変だったのよ。罠を仕掛けるタイミングがねー」


この展開を予想だにしていなかったわたしたちは絶句した。