やっぱ、あたしはあたしが一番だ。 「はい、回覧板宜しくね。 行ってらっしゃい。」 ポンっと回覧板を渡され、家を出た。 朝、8時頃の話。 ちょっと歩いて行けば、直ぐに圭人ん家。 って言っても、かなり歩くけど…。 あたしは圭人ん家まで着くと、家を見上げた。 1週間、ここの家に居たコトが不思議で……。 ちょっぴり、ドキドキしながら家のチャイムを鳴らした。