仕方なく、リビングにも顔を出したが、圭人の両親が40代になった今もイチャイチャしていたから、そこもダメで…。 結局、圭人の部屋しか無くなった。 ぅ〜ん、と悩んでいるとキィという音と共に大きな影が立ちはだかる。 「あれ?アスカどうしたんだ?」 あたしを見下げているのは、部屋から出てきた圭人だった。