プリンス君家の7日間




数年前―……。





私はこの林道の近くにある神社で遊ぶのが毎日だった時があった。



そして、その日も神社の前でいつものように遊んでいた。






「1、2、3、…」
……パシッ!



「あ〜ぁ。また跳べなかった…」




私は縄跳びの縄を見つめたまま、しゃがみこんで縄が当たった足を擦る。