眉を寄せて、私を覗き込む三毛猫。 「あれ?私、いつもはどんな喋り方だっけ??」 「アスカは、関西から来たんでしょ? だから、関西弁だったじゃない。」 毛繕いの手を下ろして、やっと喋りだしたロシアンブルー。 「………な、関西。」 私、関西なんて知らないよ………。