もうっ!ややこしい名前をつけるんだからっ!! バカ圭人っ! そんな混乱しているあたしを余所に、大きな手があたしの頭を撫でた。 「っ〜〜〜〜……!!」 ネコになって、圭人はネコに頭を撫でているのだけれども。 あたしからすれば、『アスカ』にじゃなくて『明日香』にしてるようなものだった。 「やっぱ、調子悪いのか?」 どうやら、圭人を心配させてるようだ。