プリンス君家の7日間




「ありがとう」











心から。ありがとう。


あたしと圭人は、涼と出会ったコトを幻や夢なんかで片付けない。


一生、忘れるコトも無いだろう。









―……それから。



あたしは圭人と仲良く過ごしている。


勿論、涼との思い出と共に。






「もう、三年生終わっちゃうね。」



学校の帰り道。
何時ものように、夕陽に背を向けて圭人と帰っていた。




「早かったよな。4ヶ月って……」