プリンス君家の7日間



「…涼は、猫の守り神か何かだったのかな?」


あたしはそれを拾い上げ、ポツリと呟いた。



"人生、不思議なコトがあるものだ"




よく耳にする言葉を、頭の中でリピートする。


小さな頃から一緒に居た幼馴染みが、猫の守り神??








「…なぁ、いつもの神社。行こうか。」


「うん。そうしよ。」






あたしは、ポケットに入れたままにしてあった赤いハンカチを握り締めて、圭人と共に歩きだした。