「わっ、ちょ…!」 意気なり手を引いて、強引にあたしの唇を奪う。 強引ながらも、一瞬のキスに優しさがあるのは、圭人だからかな…? そして、唇を離すと「ごめんな?」と優しく笑い、頭をヨシヨシと撫でてくれた。 そんな光景を見ていた女子は、キャーと悲鳴を上げる者やら、その場に倒れる者まで……。 「これで分かっただろ?明日香は俺の大切な奴! 手ぇ出したらぶっ殺すかんな……。」 最後の言葉がやけに声にドスが効いてて怖く感じたけど、 振り向いたあたしには「じゃあな。」と何故か手を握ってくれた。