「け、圭人?!」 圭人はあたしの腰を抱くように手を回して、悪魔のように微笑んだ。 夕日の射し込む教室に、今は二人きり。 「誰がプリンスは告白ができないって言った?」 「ちょっ、ち、近い!」 超至近距離なため、目の前には圭人の顔が……。 「俺は、ずっと明日香が好きだったよ。」 耳元で囁かれ、思考回路シャットダウン。 いつの間にか、あたしには視界に圭人しか映らなくなっていた。