その言葉は、"好き"の何倍も嬉しかったのを、今でも覚えてる。 だけど、いつからか欲張りになったあたしは…… 「この学校のプリンスが女の子一人に"好き"も言えないでどうするのよ(笑)」 意地悪く笑って言ってやった。 また何時もの幼馴染みのノリに受け取られるのかな? 結構本気に言ったんだけど…。 すると、圭人は突然顔を上げて 「わっ!」 あたしの手を引く。