†学校†

「……」

体育館裏、その少年は7人の少年に絡まれていた。

「お前……本当に目障りなんだよ」

その少年は理不尽な理由でいつも殴られたりしていた。

「……」

もう、慣れてしまった
自分になんの非もないのにいじめられる日々に。


抗いさえ…しなくなった



「どうするぅサンドバッグにするまた」

7人の少年うちの一人が言う。


「そうだな」

全員が同意し、また少年は殴られることが決定した。


そんなとき、少年の目の前に、学校には不似合いなレースの付いた服をきた、日傘をさす、黒髪の少女が現れた。





「これが私と同じ年代の男か…多勢に無勢。男らしくないリンチをして」



7人の真後ろに立ちその聖は言った。