「これ、良かったですね。」 「うん。」 あの後、お互いがプレゼントとして買って、その場で付けた。 「もう、夜ですね―。」 店の外は真っ暗だった。 結構、長い間中に居たらしい。 成と居ると、時間経つの早いな。 「ねぇ、行きたい所あるんだけど。」 「華奈さんの行きたい所ですか?超行きたいんですけど。」 「こっち。」 成の手を引いてある所に向かった。