「どうゆう意味?」 あたしが聞くと、 「だって、またいつか来るだろ?」 「いや、そうかも知れないけど、あの部屋は。」 「誰が、このマンションだ、って言ったよ?俺の店だよ。」 あ、それいい。 あたしは、黙っている成を見つめた。 「い、良いんですか?」 「ああ、それくらいなら良いよ。なんか、お前とは長い付き合いになりそうだしな。」 「ありがとうございます!」 成の嬉しそうな笑顔にあたしも嬉しくなった。