Treasure!

そんな休息の日々が続いた、一週間目の事。

「失礼」

ノックをして俺達の宿泊している部屋に入ってきたのは、数人の軍人だった。

「ここはティア・ハートロックとコウ・タオレンの宿泊室で間違いないかな?」

「そうだけど…あんたらは?」

軍人というのは、どこか物々しく厳めしいものだ。

俺は思わず警戒するが。

「これは失礼、名乗るのが遅れた」

その軍人の中で最も階級が上と思われる男が、人当たりのいい笑みを浮かべた。

「私は帝都軍北米大陸方面部隊所属の、フランク・リハード少佐だ」