Treasure!

地上20階、25階、30階…。

ひたすらに上へと昇り続ける。

時折ティアの為に足を止めて休息をとったりしたが、ローチ達は姿を現そうとしない。

仲間が倒されている。

俺達の事を、油断の出来ないエイプだと警戒しているのかもしれない。

だとすればチャンスだ。

今のうちに行けるだけ上に行っておく。

ローチ達に対する警戒だけは緩めずに、更に上へ。

40階、50階、60階…。

ここまで上がると、もう俺達以外の足跡さえも、殆ど見受けられなくなってきていた。

如何に踏破する事が難しいのか。

まざまざと見せつけられているような気がした。