Treasure!

その階の床にひしめいていたのは、数多くのエイプの遺体だった。

傷を負い、血に塗れ、横たわっている。

「な…何これ…どういう事…?」

ティアが口を覆う。

…俺は慎重に歩を進める。

どの遺体も、損傷が激しい。

斬られたような傷、刺し傷…刃物によって受けたような傷が多いが、その中に奇妙な傷も見受けられた。

噛み付かれたような痕。

しかもエイプ同士ではない。

これは何か別の生物によって噛み付かれた傷だ。

捕食動物?

巨大爬虫類?

違う…これは…。

「昆虫の噛み痕に似てるわね…」

顔をしかめながら、ティアが言った。