Treasure!

エレベーターは当然アテにできない。

自分の足と、最上階へと続く階段を頼りに、一歩一歩昇っていく。

「この調子で102階までか…キッツイわね…」

まだ7階だというのに、ティアが早くもそんな泣き言を言う。

「俺なんて、まだ息も上がっていないぜ?」

「体力馬鹿の君と一緒にしないでよっ…私はどっちかって言うと頭脳労働派なのっ」

初対面で俺にマチェット振り回してきた奴がよく言うぜ。

苦笑しながら、俺が先頭を歩く。

階段を昇りきって、地上8階。

鉄扉を開けた途端。

「!!!!」

俺は予想もしなかった光景に出くわした。