警戒しながら、一歩足を踏み入れる。
意外とあっさり建物内に入る事ができた。
エンパイアステートビル地上1階。
「…拍子抜けね。ゾロゾロ群がってくるかと思ったのに」
グルカナイフを抜く準備までしていたのに、といった表情でティアが呟く。
「割と簡単に上までいけるかもよ?」
「………そう思うか?」
彼女の言葉に、俺は異議を唱えた。
「コウ…?」
俺の並々ならない警戒に、ティアは眉を潜める。
…仕方がない。
気配を読む行為は、普段から戦闘に身を置いている者でないとできないものだ。
ましてや微弱な気配の変化は、『勁』の修行を始め、力の流れを読む事が出来るようになった俺だからこそを察知できるのだ。
「何かおかしい…この建物」
意外とあっさり建物内に入る事ができた。
エンパイアステートビル地上1階。
「…拍子抜けね。ゾロゾロ群がってくるかと思ったのに」
グルカナイフを抜く準備までしていたのに、といった表情でティアが呟く。
「割と簡単に上までいけるかもよ?」
「………そう思うか?」
彼女の言葉に、俺は異議を唱えた。
「コウ…?」
俺の並々ならない警戒に、ティアは眉を潜める。
…仕方がない。
気配を読む行為は、普段から戦闘に身を置いている者でないとできないものだ。
ましてや微弱な気配の変化は、『勁』の修行を始め、力の流れを読む事が出来るようになった俺だからこそを察知できるのだ。
「何かおかしい…この建物」


