Treasure!

ともあれ、俺達は港町に戻る。

一番に足を運んだのは鑑定士の店だった。

遺跡で入手した二丁の銃を、まずは鑑定してもらう。

「ふむ…確かにレミントンM870とM16だな…保存状態もいい。こりゃあどっちも金貨1200万くらい出してもいいな」

鑑定士はそう言って二丁の銃をカウンターに置く。

「じゃあその二つ、帝都に送付してもらえるかしら?差出人はティア・ハートロックで。レポートは後日送るってメモを付け加えておいて」

ティアはそう言って配送料を鑑定士に渡した。

一流のハンターは貴重な古代遺産を、こうして帝都に提出する。

帝都は送られてきた古代遺産を研究、解析し、量産、実用化する。

これが後々エイプの生活を豊かにする事になるのだ。

「それから」

ティアは背負っていたマチェットもカウンターに置いた。

「これ、買い取ってくれるかしら?」

いつも使っているティアの得物。

「いいのか?」

俺が訊くと。

「うん。コウが手に入れてきてくれたグルカナイフがあるしね。今度からはそっちを使うわ」

ティアは頷いた。