Treasure!

「グルカナイフ…!」

ティアが声を上げた。

『湾刀』に分類される刀剣で、湾曲した刀身の短弧側に刃を持つ『内反り』と呼ばれる様式のナイフ。

人間の時代、セポイの乱において、このナイフを携えたグルカ王朝(ネパール)の兵士が強猛な白兵戦を行った事に注目したイギリスが、彼らを傭兵として雇ったという経緯から、英語圏ではグルカナイフと呼ばれる。

農作業、家事、狩猟が主たる用途ではあるが、“生活に根ざした汎用大型刃物”という性格上、戦闘行為に使用される場合もある。

その特異な形状から、古代遺産としても金貨1200万の価値がある武器だった。