Treasure!

二つの銃を布で包む。

二つも古代遺産が手に入るとは大収穫だった。

もっと探せば見つけられるかもしれないけど、欲を出すのはよくないとティアが言うので今回はここで撤収する事にした。

トレジャーハンターは引き際も肝心なのだそうだ。

荷物を手に、駐車場を後にしようとする。

…その時だった。

「ご苦労だったな」

駐車場に声が響いた。

振り向くと、一人のエイプ男性が駐車場の入り口に立っていた。

腰に大型のナイフを下げた、如何にもトレジャーハンター然とした男だ。

「そのお宝を置いて、そのまま立ち去ってもらおうか。素直に言う事を聞けば、手荒な真似はしない」