大空で駆ける



やっと学校についた時には
もう体中、汗だくで
ホースで水を被ったみたいに背中が幅広く濡れていた。

「あっつ−」

タオルを出そうと鞄を開ける

――?!

「ない…ないないないない!」

タオルが入ってない…


……最悪