「何?ど−したのお前…今日変じゃね?」
次の日、朝から浮かれ気味のアタシに
後ろから千尋が尋ねてきた。
明らかに引き気味の顔
でも気にしない。
だって今のアタシにはこの力があるんだもん!
な−んにも怖くない!
アタシ、魔法使いみたい!
更に顔がニヤける。
「…きもっ」
いつもなら間髪入れずに蹴りを入れるような争介の暴言にも軽々スルー。
「2人とも!何か叶えたいことあったら何でもアタシに言ってね!
2人の為ならアタシ、何だって叶えてあげちゃうから!」
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