「すごい…アタシ、飛んでる。飛んでる!」 思わずはしゃいでしまったアタシを 争介は声だけで笑った 多分、またあの子供みたいに無邪気な顔で笑ってるんだろうな…… そう思い出したら、寂しくなった 「争介?争介も見てるの?出てきて、一緒に見ようよ」 ………………… 『悪い、それは…できないんだ』 え? 『もう、お前らとは逢えない』 あ…まただ 『……………』 また…また消えちゃう そして、また…アタシ達が忘れた頃に現れる 『夕佳、もう…この世界には来ねーから』