青春学園恋人部

しかも大声で。


「えっ?」


と同時にクラスみんなが私を睨みつけてきた。


「マジ知らないの!?」


空野君もすっとんきょんな声で聞いてきた。


「知らないよ~!有名人?」


空野君を見ると口をポカーンと開けていた。


「・・・っくくくく」


「そっ!?空野君!?」


空野君を呼んだ瞬間・・


「あはははははは!!!」


空野君は・・・・なぜか大爆笑。


「おら~そこ。何騒いでんだよ!
中2のノリですか?」


銀・・じゃなかった。
拓馬先生がだるそうに注意した。


「なぁ。飯塚」


空野君が私を・・・・呼んだ?


「なっ!なに!?」


なんでてんぱってるんだ?私・・・


「お前・・・面白いな。
千菜って呼んでもいいか?」