朱音)「央ー、梨奈ー、帰ろう!」

梨奈)「オッケー!」

央)「・・・ゴメン。今日塾だわ」

朱音)「マジぃ?しょうがねぇ、梨奈ちゃんと
     ラブラブして帰りますよーだ。ねっ!梨奈っち。」

梨奈)「朱音、俺の胸を貸してやる!!」



始まった。朱音と梨奈のかれかのごっこ・・。



央)「はははは・・・。そんじゃ、明日ね」






はぁぁぁぁ、最近あたしは
成績の事で悩んでいた。


バスケばっかやってるから、勉強なんてする暇ないし。
塾では、部活の疲れでねちゃうし。

頑張らないと!
一応受験生の木村央14歳。





(ばんっ)
イッタぁぁ・・・

央)「何!?」

?)「あ、わりぃ。」

央)「小学生のくせに、タメ語かよ・・・」



なんだか、小5くらいの男の子が
あたしにぶつかってきて
さっさと走っていって・・・。

なんだ、あいつ?