「…あははっ、聡さんかわいー!」 「!!、果枝ちゃん!」 からかっていたことに気付いたらしい聡さんは、少し困ったような顔をしながらあたしの方へ向き直った。 …今日初めて、聡さんを正面から見た。 聡さんと目が合って、沈黙が再び訪れた。 目をそらせない。 身体がいうことをきかない。 呼吸が、上手く出来ない。 …まるで金縛りにあったみたいだ。