「…他の男のクセがないか、じっくり調べるからね」 「そ、そんなのないからっ」 「そう? …まぁ、どっちにしても朝まで放すつもりはないけどね」 ニヤリ、と俺が笑うと、果枝は更に顔を赤らめた。 3年前の光景と、重なる。 ベッドサイドにある淡いオレンジ色の電気に照らされた果枝を見つめた。 …3年。 長いようで短かった、3年。 ずっと、このときを待っていた。 果枝を、求めていた。 果枝が、好きだった。 …いや、今も、好き。 愛してる。