【完】宛先不明のラブレター



俺がそう言って笑顔を作ると、茉莉は困ったように笑ってキッチンに向かっていった。


…多分、茉莉は薄々気付いていると思う。

俺があの日、少なくとも同僚と飲んでいたせいでこんな状態になってはいないことを。




…早いもので、気付けばもうあれから3ヶ月が過ぎていた。

俺は未だに果枝を失ったショックから立ち直れていなかった。