まるで小さい子供のようにそう言ってくる茉莉に、俺は言葉を一瞬詰まらせた。 …もしかして、茉莉は果枝といる俺を見てしまったのだろうか。 だから、こんなこと言うのだろうか。 …わからない、けど、ありえない話ではない。 「…うん、急にどうした?」 とりあえずそのまま優しく茉莉に聞くと、茉莉は俺にしがみついて首を横に振るだけだった。 …泣きじゃくる茉莉を見て、俺は罪悪感に心を支配されていた。