【完】宛先不明のラブレター



空高いところで光っている星が、そろそろ時間だと俺に告げているようだった。

…まるで、シンデレラの魔法がとけるように。


果枝ちゃんとの時間が、終わる。




空から腕時計に視線を移した。

街灯の明かりに当てて、時間を確認する。


…意外と時間が経っている。

いい加減、彼女を家に帰らせないと危ない、よな。




「…ていうかさ、果枝ちゃん。」

「…はい?」