「え、…」 俺に言われて思い出したのか、自分の服に視線をやっている女の子を、少々呆れながら眺めていた。 「こんな暗い所にいたら危ないから早く帰りな?」 声をかけながら、女の子の方に近付いていった。 顔がはっきり見えるところまで来ると、少し不機嫌そうな彼女と目が合った。 ドクン、とその瞬間心臓がはねた。 …って、なんでどきっとしたんだ、今。 しかも、自分よりもずっと年下の女の子に。 疑問に思いつつ女の子を見ていると、女の子が口を開いた。