「ごめんね和馬、
いつも瑞穂のわがまま・・・」


「いいよ。」


「ありがとう。」


「なぁ、真希。」


「ん!?」


「俺、少しは親父らしく
なってきたかな?」


「うん、大丈夫だよ。」


「そうか?」


「うん。 頼りにしてますよ、
お父さん!!」

真希がそう言うと、和馬は
少し照れくさそうに頭をかいた。