「ごめんごめん。からかい過ぎた。機嫌直して?」






ね?と耳元で言われ抵抗出来なくなった所をすかさず布団をめくられた。





目の前には整いすぎているほどの春人の顔がある。






あたしの額に手を当てて、熱を確認してくる。




「だいぶ熱下がったな。良かった、心配したよ」






はぁっと大きなため息をしてからあたしのパジャマを少し開け、聴診器を差し込んできた。