「お互いに想い合ってるのにどうして会わないんですか!?」

「いま会っても、彼はきっと褒めてくれないわ」

 愁いを帯びた微笑みで応える。

「は……?」

 男は当惑したが、すぐに切り返した。

「何を言ってるんです、彼は不死だがあなたの時間は限られているんですよ」

「!?」

 ピクリと眉をひそめる。