止まらない時間

<納得のいく顔をしているか>

「!?」

 喉を詰まらせたピエールの反応で答えがわかる。

<ならばまだ会う事は出来ない>

「! どうしてだ!?」

<あの約束が彼女の原動力になっているのだとすれば……>

 私は会うべきではない。

「!」

 静かなベリルの声にハッとした。

 そうか、ベリルに会うために今の彼女があるのだとするならば──

<ピエール。彼女を護ってやれ>