ある日



部長の真由香が痺れを切らしせて篠村先生に部活に来てくれるように頼みに行った




しばらくして帰ってきた真由香は不機嫌そうな顔をしていた




「真由香?どうしたの?」




「駄目だって…」




「え?」




「まだ正式に顧問になった訳じゃないから部活に来たら駄目なんだって!」




「何それ…」




「他の部活は顧問の先生が指導しに行ってるのに、何で私達は駄目なの」



「真由香…」




真由香は部長だし、きっと一番大変な思いをしてたんだよね