予想していなかった答えに思わず足が止まってしまった。
「自分で何言ってるかわかってんの?」
「もちろん。君に興味があると言ったんだよ?」
「あたしはあんたに興味なんてない。それに、会ったのだって昨日が初めてだし、あたしはあんたを知らない。」
「僕は君が入学した次々の日ぐらいから知ってたよ。」