そして、車が止まって目的地に着いたということを教えてくれた。 『着いた?』 「うん。さ、おいで」 翔がジェントルマンみたいに手を貸してくれて、あたしは車を降りた。 そのまま翔の腕に、自分の腕をからませる。 そのまま少し歩くと あたしたちが式を挙げるチャペルが見えてきた。 『わぁ・・・!』 真っ白なチャペルのそばには、海があって 白と青のコントラストがとても綺麗だった。