「てかさ、ケータイかけた??」 奏が思い出すように言った あっ かけてない!!! 「…忘れてた」 「アホか〜亜月くんは」 奏は笑った 無視して電話をかけた プルル─プルル──── しばらく電話のコールが鳴ると小さな由緒の声が聞こえた 『はい……………』 「由緒?今どこにいる??」 『……………保健室……にいるよ』 声が涙声だった 強張っているのか口調がいつもと違う