「そうだなぁ、芽衣がそんなに言うなら……」 「行ってくれるの!?」 芽衣は、目を輝かせた 「いいよ」 「やったぁ!!!!」 嬉しそうな芽衣を見ながら、母親は笑っていた。 どうせ、母親の仕込みだろ 俺が芽衣に弱いってこと知ってるし 「じゃあ、行ってきてね!!たぶん、12時頃には着くって言ってたし」 母は、俺と芽衣に微笑んだ 「あぁ」 「いってくるねー!!」