「 あ、わ!! すまん!!
… なんか熱くなっちゃって
俺が撮る訳でも無いのに、
いや、 ん〜……
好きになると…悪いクセで
これでよく、人に引かれてて
自覚し始めてからは
治さないといけないのは
重々、判ってるんだけど… 」
「 … いえ 本気で、嬉しいですよ 」
「 だから、俺も本気で
―― あのラストは
仕事とか抜きで、哀しかったんだよ
" 悲劇の美学 "も確かにあるけど
…やっぱり、好きな主人公には
幸せになって欲しいって言うか 」
「 …… はい 」
「 ジョンなんて、最初
" 抗議だ!" って、
岡田に手紙書いたんだ 」
吉田さんは笑い、席を立って
デスクライトを消す
「 …さっきの話は
あんまり、気にしないでな
飲み会まで、家に戻って少し寝るわな
―――――― お疲れ!! 」
「 お疲れ様でした!! 」


