『 えーと…
入口が東で…宝石置く所が西だろ?
三階まで回廊を昇って
一回落ちてから…
方角としては、森の向こうに
教会と、競売の塔の先が見える
だから北の方に、渡って来た船着き場が
在るんじゃないかって話してたんだ 』
「―― 岡田 ヘリ出すか 」
" …待って " と、灰谷が真木を止めた
PC画面に 回転しながら現れた
立体的に表示されるマンハッタンの地図
別窓に
数字とアルファベットの羅列を流しながら
灰谷は言葉を続けた
『…岡田さん、
吉田さんと連絡取って
BARの広間の設計画送って貰おう
あの人が、室内を造ってる
マンハッタンとWANの対比は殆ど1:1なんだ
単純だけど
城の中、広間の床のマスの大きさと数
それが判れば、かなり絞り込める
…無理なら俺が移動
ちょっと色々して、BARの所に出るよ
でも、
―― RELIEFで"そういう事"は
したくない』


