「 そうか…
―――― 新原が居る… 」
「 何でそこで
新原さんが出て来るんだよ 」
「 …コンテストの日、
真木がサイン貰ってた時
神話に興味云々、少し話してたろ?!
―― 故障してた間
新原はSeroってキャラでプレイしてて…
通称"倉庫"って呼ばれてる
アイテムを預ける建物、
街の預け所で知り合った
アズの最初の
オンラインゲームでの友達はSeroだ 」
―― 真木はソファから立ち上がって
再び深く、腰を降ろした
「…"倉庫前"で、ボウズは新原さんと
知り合ったとは言ってたんだ…
青山と会ったのも、横濱の倉庫街だし
普通にそれを受け止めてた…
けどまさか、
それがゲームの中でなんて―― 」
真木の携帯が鳴る
「 ジョンだ 」
俺もその横で、新原への番号を押した


