いばら姫





「… 岡田、聞いて無いか?

アイツは例えば…

その棚に置いてある分厚い本
聞いた曲

…… 誰かに優しくされた事、台詞

――― その逆もだ

一度覚えたら
それは記憶の中から、二度と消えない 」




「 何言って… それなら…! 」




『…脳に送られる信号は電気だからね

ショックが強ければ、
防御機能が働いて気絶に
それでも足りないのなら、
そのショック自体を封印する


だけどアズは機械じゃないから…
分断されたそれが、時間と
呼び覚ます何かで徐々に繋がり解けた 』


「 ………… 」


『…岡田さん
BARクエって、フィールドに散った
NPCと戦闘して、宝石集めるんだっけ 』


「…それが終わったら
船に乗って離島に行く

そこにある洞窟が
BARの住む場所に続く【闇の回廊】」



「 ―― 離島… 」