いばら姫







「 ――― そのエセ戯曲は、
いつまで続くんだ?」




―― 片腕を椅子の背に乗せ
脚は組んだまま

少し小首を傾げ
緩く片手で構えた右手の先には
黒と銀に光る、薄い金属


――― その丸い口は
テーブルを挟んで静かに座る
タカオさんの顔に
しっかりと射程を向けていた





「…真木…?…何だよ!それ!!」